2010.10.17 キュビズムゼミ 第2回目




メッツ絵画教室主任講師の小屋です。キュビズムゼミ2回目の様子をお届けします。本日の手順を資料を使って説明の後、早速制作に入って頂きました!
 

種岡会員はアクリル絵具でどんどん描いていきます。色の関係が綺麗です。
 

黒瀬会員も丁寧なエスキースを元にしっかりと描き始めました。慎重に線を引いていきます。
 

横岳会員はアフリカのイメージに徹しました。ご自宅でかなり進めて来られました。水彩画で制作されています。
 

手前が山下会員、その奥が植田会員です。山下会員はどんどんご自分のイメージで進めていきます。植田会員はモチーフを色々な角度から携帯電話で撮影して、構図の構想を練っています!
 

本橋会員、分析的キュビスムの手法に忠実です!分解したモチーフに細かく陰影を付ける段階です。上手くいっています!
 

合川会員はキュビズムからさらに進んで未来派の手法で描いています。人物を主体にしたのも面白い考え方ですね。
 

沖野会員はアインシュタインとモチーフを組み合わせました。リズミカルで面白い画面になりそうですね。
 

大澤会員はご自宅でモチーフのフォト・コラージュを作成され、それを元とした構図にされました。構成的な面白さが抜群です!
 

藤堂会員は丁寧にモチーフを分解して、影を乗せていきます。ピアノの鍵盤の扱い方など面白いですね!
 

宮元会員もご自宅で多くのエスキースを制作され、その中から縦構図のものに決めました。グレーを使っての描き出しが宮元会員らしいと思います。
 

松本会員もゆっくりとエスキースを作っています。今回は水彩画で挑戦されます。
 

宮本会員です。ホルス神の形の面白さに感動して、それを生かした構図を考えられたそうです。ダイナミックな力強い構成ですね!
 

油彩画が初めての守本会員です。構図がとても面白いので楽しく描けると思います。
 

こちらも油彩初挑戦の寺井会員です。しかし水彩画のご経験が長いので絵具の扱いには無駄がありません。構図もとても面白く、初期のゴットリーブのようです。
 

最後は全体講評会になりました。みなさんの成果がずらりと並んで見応えがあります。
 

それぞれの会員さまに感想をお話頂き、それを受ける形での講評会になりました。
 

色々難しいところ、分からない所もおありだったと思いますが、皆さん本当によく頑張りました。後はしっかりと完成度をつけて仕上げるだけだと思います!
 

山下会員のセンスあふれる作品は目立ちましたね。面白い感覚だと思います。
 

みなさん、新しい絵画に挑戦されて、「難しいけど面白い」という緊張感をとても感じました。これからも様々な絵画表現によるゼミを開催したいと思っておりますので又よろしくお願いします!
 
今回ご参加の本橋会員よりキュビズムゼミの感想を頂きましたのでご紹介いたします。
 

先日ははありがとうございました。2回目のキュビズムゼミも大盛況でしたね。とてもよい経験をさせていただきました。

キュビズムに対する理解が足りなくて、わからなかったり迷ったりでエスキースの制作にも随分と時間がかかってしまいました。でも、好きな音楽を聴きながら深夜まで過ごした時間はとても心地の良いものでした。
更に色を乗せていくのが楽しみです。
それから、次に美術館でピカソやブラックのキュビズムの作品を観るのも楽しみですね。今までとどう違って観えるのかワクワクします。
続きを楽しみに今週も頑張ります。

本橋会員、嬉しい感想をありがとうございました!どんどん描いて完成させるのが本当に楽しみですね。