講師の杉本です。今回は銀座教室の横井会員様の作品をご紹介いたします。
横井会員様は現在、基本デッサンを習得中です。
今回はモチーフに黒猫像を選択していただきました。

何かにじっと眼差しを向ける、黒猫の自然な佇まいが捉えられています。モチーフ自体は置物ですが、じっくりと描きこむ事によって生き物らしさが作品に吹き込まれていると感じられます。造形の観点から見ると、対象の形態(フォルム)をしっかりと意識して描いていることが分かります。
筋肉の起伏や、前後の脚の奥行き感が再現されている為、リアルな「座っている」印象が伝わります。顔の部分においても、目鼻口の表情と同時に細かい明暗を丁寧に追いかける事で、頭部の立体的な構造が分かる仕上がりです。耳の毛等の細部や、地面の影の描写も黒猫の実在感を引き立てています。
次回の作品に期待しております。

