今日は講師の永瀬です。
教室の企画講習会「筆ペンで描く助地講座」のご報告です。
いつも行っております企画講習会での初めは画材の説明から技法を資料を基に
説明しその説明に従い画材を使いこなし基本技術を描くことから始めました。
基本を一通り習得していよいよ実際に模写で風景を描き始めました。
筆ペンで描くことが基本ですがここでは鉛筆での下描きgくぁとても大事となります。
透視図法(パースぺクション)を利用しながら建物を奥行きをつけ下描きしました。
下描きで大まかなバランスを捉えたら筆入れを開始しました。
いきなり細部を描くのでなく、絵の構造を表す為の骨組みとなるような線を引いて
行きました。
又、ここでは明るい所や白く見える所はなるべく白さを残しておくことが
大事であることを指導し描いていただきました。
大まかな全体感から少しずつ細部の描写に移行していきました。
2時間半の制作時間も終了しましたので、まだ途中の方もいましたが
作品講評をおこないました。
描きあげました作品を見て筆ペンという画材は描く方のタッチに個性が
よく現れます。
白黒の墨絵となる作品ですが墨でもそれぞれの「色」が感じられる作品が
出来上がりました。
屋外で描き表す場合は時間が限られることが多いのでより描くポイントを
抑え制作することが大事です。
強調する部分と省略する部分を見極めることが大切となります。
まずはすぐに描くのでなくじっくりと対象を観察し構図をまとめ
どの箇所を描く中心にするかを決め筆を走らせるようにしてください。
それでは完成しました筆ペン作品をご紹介します。