伊庭会員様のデッサン画

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こんにちは。メッツ絵画教室の木曜日昼クラス・夜クラス担当講師の中田です

今回は伊庭会員さまのデッサンをご紹介いたします。　2行空けて下の写真
 
 
伊庭会員さまは、前回ブログに掲載させていただいてから、引き続きデッサを追及し、今回載せる2枚のデッサンを最後に、油絵に挑戦することになりました。伊庭会員さまのデッサンは、描き始めの数時間と完成間近では大きく印象が異なる、珍しい会員さまかと思います。ゆっくりと粘土をこねるように造形され、出来上がったデッサンからは、その制作過程の試行錯誤が魅力として滲みでています。

２枚目の鴨の剥製のデッサンも、羽の形、色の違いを、さらっと装飾的に描いても十分完成度はでますが、伊庭会員さまのデッサンは、書いたり消したりした痕跡のようなものが、装飾性だけに留まらない、物質感を感じさせてくれます。
 
 

作品制作中の伊庭会員様
 
 
次回からは、新しい画材になりますが、伊庭会員さまのデッサンを見ていると、油絵でじっくりとシンプルな具象絵画を描いてみたら、さらに秘めているものが開花しそうな予感がします。今後の伊庭会員さまの制作も楽しみにしております。