さる10月9日祝日、『屋外写生会、港区の「檜坂」とその周辺を描く』が、
会員さまならびに一般希望者の方を含め多数のご参加を頂き催行されました。
朝10時に六本木ミッドタウンないに手集合し、徒歩にて至近の檜町公園に移動、
講師より写生の説明の後、皆さまそれぞれスケッチポイントを探していただきました。
六本木界隈の起伏のある地形を感じる場所で、皆さま坂之上、あるいは下からの特徴ある
風景を構図に納めておられました。
皆さんのスケッチ場所が決まったのは10時30分頃でしたでしょうか、午前から午後に
かけての太陽光の変化に留意されながら下描きを進められておられました。
午前の制作が終わり昼食となり、同公園の藤棚の下や、東屋にてお弁当を頂きながら
制作具合などの会話も弾んでいました。
午前中に大方の人が下描きを終了。午後からは色付けを開始始めました。
光の具合も午前からに比べ、ずいぶん変化しました。
制作時間の制約のある中でご苦労する様子もあるようでしたが
皆さま無心に描いておられました。
午後3時過ぎに、皆さまの力作が出そろいました。
写真や資料を元に描くのと異なり、実際に三次元の空間を紙上に表現するのは、
難しい事と思われますが、皆さま果敢に取り組まれ説得力ある表現になられたように
拝見いたしました。
公園内の東屋に参加の皆さまが集合し描き上げた作品を並べ講評会を行いました。
佐々木講師、稲垣講師と私し講師の髙村がお一人お一人の作品を講評しました。
スケッチは1回で手順になれるのは大変かもしれませんが、実際に風景の中で
その様子を捉える喜びは代え難いものが有ります。
次回の写生会にも又ご参加いただき今回経験なされたノウハウを更に進化させて
いただければと思います。
それでは参加なさいました皆さまの作品をご紹介致します。
『企画写生会』は会員以外、外部の方もご参加していいただけます。
是非、会員皆さまのお友達の方々にもお誘い合わせ頂き、ご参加ください。
現地での公表を終了後、参加者の有志の皆様とお茶をしました。
昼食時と同じように今日の作品の出来栄えや、困ったことなどの話しで
盛り上がりました。
参加いただきました皆さま、ありがとうございました。お疲れ様でした。
講師髙村 記