ハルナ会員の静物油彩画




メッツ絵画教室主任講師の小屋です。ハルナ会員の新作静物油彩画のご紹介です。古い銅製のフライパンとニンニクと唐辛子の束、ベージュの布をハルナ会員独特のゆったりとした調子の幅がある表現でまとめました。デッサン力を感じる作品ですね。
 

フライパンの表情がとてもよく出ています。キズのある感じ、触ったときの触感まで伝わります。バックのグレーや、影の感じも丁寧です。
 

ニンニクも1つ1つ丁寧に描きました。影の色も微妙に変化があって、ニンニクの表面の皮の感じまで出ていますね。
 

藁の質感も出ましたね。尻尾の方にもう少しスピード感のある力強いタッチを入れると、更に緊張感が増すと思います。
 

ニンニクのアップです。布の皺とニンニクの関係もよく捕らえています。個々の球形の量感も出ました。
 

サインも丁寧に描きました!布の絵具の付きもしっかりしていて、見ていて気持ちがいいです。
 

モチーフの画像です。リアルに描いているのですがそこにはハルナ会員の世界が色濃く現されているのが分かりますね。これからも期待しております!