大山勝子会員様の日本画

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こんにちは、メッツ絵画教室講師の山岸です。
今回は大山会員様の日本画をご紹介します。今回は、ご自宅で咲かれたシンビジウムを日本画で描かれました。大山会員様は、写真を撮り、水彩でも描き、丁寧に下図を準備し後、本画に取り組まれます。
 
 

 
 
日本画は下図を画面に転写した後、骨描き（こつがき）という線を墨で描き起こす工程があります。
今回、下地に対して少し薄い墨で描いたため、下地を塗り重ねていく途中で骨描きがよく見えなくなってしまい、もう一度骨描きを描き直し、大変手がかかった作品でした。
しかし根気よく描き進めた結果、雲母（うんも）という光る絵の具を少し混ぜた水色のバックと黄色い花が良いバランスをとっています。すっと伸びた葉も何度も色を変えながら重ねて良い色が出ました。
 
日本画らしい落ち着いた中にも華のある作品に仕上がったと思います。
次回作も期待しています。

制作中の大山会員様です。