佐々木会員様の「透明水彩画」2点をご紹介します。



こんにちは。木曜日担当講師の中田です。今回は、佐々木会員さまの透明水彩をご紹介します。
 
 

 
 
これは最近完成した作品で、銀皿に葡萄のモチーフです。佐々木会員さまは、教室でデッサンを1年半程学んだあと、今年の6月から水彩を始めました。デッサンの時から対象をじっくりと捕えようとしていて、粘り強く描写していたのが印象的です。その甲斐あって、水彩になっても短期間でここまで描けるようになりました。
 
 

 
 
これは1つ前の作品です。陶器の人形を描きました。透明水彩は、白い絵具を基本的には使わないので、何度も塗りなおしをすると色が濁って鮮やかな色をキープできません。これだけ細かいモチーフを描いて、このような鮮やかな色がキープできたのは、しっかりと色を塗る手順を計算出来ていたからでしょう。確実に上達している証です。
 
 
制作中の佐々木会員様

制作中の佐々木会員様
 
 
佐々木会員さまは、よくモチーフを観察されている方なので、おそらく、さらに上達するための課題も既に持っているように思います。細部を追求するのも面白いですが、たまに実験的絵 具遊びをしてもリラックスできていいと思います。これからの作品も楽しみにしております。