メッツ絵画教室の小屋です。前回に続きまして人形の油彩画のご紹介です。宮元会員が大変魅力的な油彩画を完成されました。丁寧な人形と木彫りの鳥の描写と共に、背景の幾何学的な構成、そして人形の服には本物の木のボタンを着けました。色々な魅力が満載ですね。バックの面的構成もよく考えられています。
油絵具をたっぷりと乗せて、立体的な顔になりました。瞳が魅力的です。帽子のボタンにご注目下さい。布地のキャンバスだからこそ出来る表現ですね。
服の質感まで分かりますね。赤いラインも綺麗です。本物のボタンに負けないくらいの絵具の盛り上がりだからこそ全体のバランスが良いのですね。
黄色い木の鳥もなだらかな質感がよく出ました。黄色の発色がとても良いですね。
宮元会員がボタンを取りつけている所です。横から見たら尚、ボタンの盛り上がりがわかりますね。多彩な表現が可能になってきた宮元会員の次回作に期待したいと思います!