高岡徳太郎先生は高岡徹校長先生の父君です。
大阪府堺市に生まれ、戦前には画家の林武志先生とご一緒にパリに留学、帰国後、二科会で活躍しました。
戦後、二科会を東郷清児先生たちと再建し、その後、鈴木信太郎先生、野間仁根先生たちと一陽会を結成なさいました。
徳太郎先生の才能を受け継ぎましたのが、高岡徹校長先生です。
高岡徳太郎先生は高島屋創業家の飯田慶三元社長、会長とは旧制堺中学の先輩・後輩に当り、
そのご縁で高島屋と徳太郎先生の属する一陽会とは付き合いが古く、その関係で校長先生も一時期、
高島屋東京店の宣伝部に席を置いておりました。
校長先生は現在、一陽会で委員の役職を拝命し、会を守り立てております。
上のパンフレットに掲載されております高島屋・飯田慶三会長肖像は高岡徳太郎先生の制作です。
高岡 徳太郎先生とバラ
高島屋との関係の深い高岡徳太郎先生は、高島屋の創業150周年を記念して
高島屋から包装紙の原案を依頼され、上記右下にありますバラらのリングを描きました。
この包装紙はショッピングバックと共に、1980年から2007年まで使用されました。
これらの作品は6月25日まで高島屋資料館(大阪市浪速区日本橋3-5-25高島屋東別館3階で
展示されております)