こんにちは。
水曜日を担当させて頂いている、講師の坂本です。
さて、今回は山本会員さまの油彩を紹介します。
じっくりと筆を加え続け、思考しながら描かれたとても密度のある作品です。
絵の具の重ね具合や発色、艶などにまで感覚を使い、都度悩みながらも感性豊かに仕上がりました。
1行空けて
クラシックな技法と印象派的な絵の具の使い方を融合させながら作業を急がずに、
絵がどのような状態なのか、どうしたいのか、どう見せるべきかと、様々に相談しながら制作されていました。絵画ならではの幻想とリアリティの詰まった魅力的な作品に仕上がりました。
材料や描画方法から自分に合ったものを探しながら制作されていました。
ルネサンスから印象派、抽象的なものまで油絵のイメージは様々だとは思いますが、スタイルを選ばず様々な表現に対応できるのが油絵具であり、長く使われてきた理由でもあります。
それぞれの表現にあったご相談ができれば幸いです。