こんにちは。木曜日担当講師の中田です。今回は、守屋有優實 会員さまが、The Artcomplex Center of Tokyo(ACT)が主催するACTアート大賞展 で、見事に佳作に輝きましたのでご報告させていただきます。(展示は終わっております)
The Artcomplex Center of Tokyo外観
このコンペは、平面作品のアートアワードであり、1次の写真審査を通過された137名のみが、2次審査に進み、その中から最優秀賞1名、優秀賞9名、佳作9名が選ばれます。基本的に、美術大学などの専門的な教育機関に在籍、または卒業後、表現の道を目指そうとする意志が強い人が多く出品される傾向のコンペなので、本来、絵画教室の生徒さんから佳作が出るというのは、信じがたいことかと思います。
守屋会員さまの作品
守屋会員さまは、教室では基礎的なデッサンを描き、出品作品は家で描いておりました。ですので、私はたまに画像を見せてもらい感想を伝えていただけです。最初にコンペに出すことをご提案させていただいた時は、1次を通れば快挙という気持ちでした(もちろんその時から十分な描写力はありました)。しかし、途中から期待していたものを遥かに超えるような、緻密で、独特なタッチが見え始めてから、美術大学でも稀にしか見ることができない、独特な感覚を持っている方なのだと確信しました。
ご本人はとても謙虚で、まだまだ未熟なところがあると感じていらっしゃるようでした。今回の結果は様々な意味で、この先を見たときにとても有意義なものとなるでしょう。一段落して、色に挑戦など、また新たなことに挑戦されて変化していく守屋会員さまを楽しみにしております。
作品掲示風景