2010年12月22日(水)、水曜年度末講評会を開催しました




メッツ絵画教室主任講師の小屋です。2010年12月22日の水曜日、午前クラス・午後クラス・夜間クラスにおいて水曜年度末講評会を行いました!午前と夜間は私が担当、午後は私と堀込講師が担当いたしました。今年最後の締めとあって、みなさん充実した今年の成果を発表して下さいました。まずは午前メンバーのお3人です。平日の朝からやる気充分の方々です。
 

左から丹羽会員のほら貝のデッサン、荒井会員の石膏デッサン、海老沼会員のお面のデッサンです。海老沼会員はここからお面の周りに置いたモチーフを描く予定です。みなさん、とても緻密な描写ですね!
 

午後のメンバーです。今回、6名の会員さまがご参加下さいました。経験の長い方から初心者の方まで幅広いメンバーです。
 

作品も、油彩画・水彩画・デッサンと集まり、表現もイメージ大作油彩・キュビズム・空想的風景油彩画・写真を元にした風景水彩画・人形の顔のアップのデッサン・緻密な静物デッサン等、皆様の表現の幅広さが伺えました。
 

「主張がはっきりして個性的な作品が多いですね」と、堀込講師の講評にも熱が入ります。
 

右から2人目、大澤会員は来年度の楽々展に出品予定の大作油彩を制作中です。画面のイメージが固まってきて嬉しそうです。あと半年で仕上げましょう!
 

夜間クラスメンバーです。ベテランの会員さんに、本日からスタートされた会員さんなど、夜間クラスも充実した方々が揃いました。
 

油彩画・アクリル画・デッサンと並びました。右の2枚は種岡会員の作品です。アクリル絵具が相当使いこなせるようになりましたね。右から3点目と4点目は宮元会員の油彩です。モノトーンの世界を研究されています。キュビズムもかなり出来てきましたね。そのお隣、高野会員はとても男性的で大胆な油彩画です。次の2点のデッサンは、先週体験デッサンをされて本日よりスタートの国西会員です。モチーフをよく観察されています。
 

この作品は種岡会員の人物イメージアクリル画です。毎月第1水曜日夜間の人物クラスで描かれたモデルさんに、ご自宅で背景を加えられました。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」の女性達が画面から出てくるとはユニークで面白い発想ですね!裸婦の肌の色幅も綺麗です。量感も捉えられましたね。全体的に使った褐色が画面にオリエンタルな雰囲気を与えています。
 

ところで種岡会員は江戸川区にお住まいですが、この度「第58回江戸川区文化祭美術展」にアクリル絵具で描かれた風景画を出品され、見事、努力賞を受賞されました!「棚田」といタイトルです。この作品は現在、教室に飾られていますので皆様是非ご覧下さい。雲の影が畑に映った様子が大変美しい作品です。
 

会場にて、受賞作の前に立つ種岡会員です。
 

ご自宅にて、受賞作と賞状と盾を手に喜びの種岡会員です。嬉しそうですね!本当におめでとうございました。壁には今年の楽々展に出品された真鶴半島の風景画が飾られていますね。
 
会員皆様、2010年はしっかり制作されて、とても成果があったと思います。この経験を生かして来年度も頑張りましょう!又、色々と特別ゼミや発表会もございます。よろしくお願いいたします。