三上会員様の近作ご紹介

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メッツ絵画教室火曜日、日曜日を担当しております講師の高村です。
今回は今までパステルを用いて施策をしてこられた三上会員様が油彩画の制作に移られてた様子をご紹介したいと思います。
 
三上会員様はパステルを描いたころはモチーフを主に背景を工夫して独自の世界観あふれる作品を手掛けられていて、私も楽しませていただいておりました。
 
 
 

 
パステル画　人形
 
 
 

 
パステル画　ニンニクと唐辛子
 
 
 

 
パステル画　裸婦像
 
 
油彩画に取り組まれたのは、様々の画材を一通り使い自分にいちばん合ったものを探していたというお気持ちから出あったようです。
 
 
 

 
 
画材の特性により描き方、表現は変化することがあるので積極性に研究される姿勢には脱帽です。ご本人が一枚目の油彩画を描かれた印象は、パステル画のように紙に顔料を押しこむのでなくキャンバスの織目に絵具が吸い込まれるようだったとのことです。
パステル画において指を細やかに利用して描かれていたからこその感想だなあと感じました。
又、パステル画のころのように色数があるわけでなく、混色に依って色を作らなければならなかったので、未だいい加減になるところがあるともあると仰っておいででした。
 
良い点、使いなれない点を良く整理されて居られる様子が制作中の作品からもよく伝わるのでは
ないでしょうか。
学生時代から美術に親しまれて居られる方も多いようですが、多種の画材を横断的に体験されている方は少ないように思われます。
現在使われている画材の特性を理解する為や、自分の作品に新しい風を取り入れるなどの一助
になるのではないかと思えた作例でした。
完成を楽しみにしています。