こんにちは。講師の中田です。
今回は齋藤(誠)会員さまの透明水彩画をご紹介いたします。
一枚目は陶器の女性人形です。
こちらは大分細かいつくりになっていて、描くのに根気が必要なモチーフです。
齋藤会員さまはしっかりと色を塗り分けているので色が濁らず、
とても鮮やかな仕上がりになりました。
服の装飾への気遣いもすばらしいです。
2枚目は陶器の花瓶に椿の造花です。
人形でもそうでしたが、強気で色をのせているにもかかわらず、
濁ることなく、絵としての強さに直結させることができるのは、
齋藤会員さまの作品の大きな特徴です。花瓶の表面もよく再現できていて、
実際の花瓶を知らなくても、どのような陶器なのかがイメージできるのでは
ないでしょうか。
今後も益々自分なりの表現を深めていって欲しいです。
どのような展開が待っているのか楽しみにしております。