みなさま、こんにちは。講師の稲垣です。
厚さが続いていますが、いかがお過ごしですか。
今回は、石原豊子会員さまの油彩画作品をご紹介致します。
石原会員さまは、今回で4枚目の油彩画作品となります。
今作品は。昨年11月末から制作を始められ17回で完成されました。
作品の取材先はモロッコのシャウエンデス。
「青の街」として有名な美しいところです。
昨年10月にご旅行され、その風景に感動だれて絵の題材に選ばれました。
路地から見上げた白い壁、青い影のある塔とそこに続く細い階段、
白い空の組合せがとても美しいですね。
制作中、特に苦労されたのが中央の大きく修復された壁面の描写です。
手前から奥の距離感や、石のごつごつ感がなかなかうまくいかず、
何度も書き込みなされました。又、空の描写にも苦労されました。
しかし、実際に観て感動した思いがありますから、描き上げることが
出来ました。
塔の屋上の細い洗濯ロープや、右端の遅い梯子も聞いていると思います。
壁面にある植物の描写も頑張られました。
1枚の写真からの制作でしたので、難しい面もたくさんあったと思い
ますが、とても粘り強く最後まで制作されたと思います。
良い作品になりました。
お疲れ様でした。