南条講師の個展が終了しました。
多くの会員さまにご観覧頂きまして大変ありがとうございました。
今回発表いたしました作品をこの場をお借りして紹介させて頂きます。
槍ヶ岳の山頂から見渡した風景で、山の尾根の形を現地で採取した土で描き、
背景は撮影した、その写真の平均値の色合いで描いたものです。
奥穂高岳の山頂付近から崖の下を眺めた風景です。
「富士山 1」 2013年 F120号 パネル・綿布、土、油絵具、他
富士山頂にあります旧気象観測所の屋根越しに見る、
雲海を描いた絵です。
雲の部分は油絵で、屋根は富士山の土で描きました。
富士山に次ぐ日本で2番目に高い山です。
その北岳の山頂から見た風景で岩に光があたった所だけを
描いており、茶色い部分は現地の土を使って
それ以外はアクリル絵具で描いています。
今回描きました作品には全てその山の土を採取、持ち帰り
使用しました。
次回の個展は6月に世田谷で、「水流」をテーマに展開していきます。
今後ともよろしくお願いします。
講師 南条 嘉毅