こんにちは、メッツ絵画教室の山本です。
木炭で描く「固定ポーズ・男性ピエロ」後半、2回目です。
参加なさいました会員皆さま、作品完成です。
2回目ですが本日から参加された方が3名いらっしゃいました。
木炭デッサンは鉛筆に比べ、短時間でも早く描けることができます。同じ道具でも色味に違いが出るのは木炭の魅力でもありますね。
冨田会員さま
一回のみの参加です。描き込みに時間を掛けるのが得意ですが、出だしの勢いがあり、グレーの色味が強くでています。3年ほど鉛筆デッサンを続けているので通常授業でも木炭デッサンを描いてみることをおススメします。
残間会員さま
先に形をしっかり捉えたので、次段階の描き込みがやり易かったのではないでしょうか?この一枚で描き出しから仕上げまでの流れをマスターできたので、次回はより完成度を高められるのではないでしょうか。
沖野会員さま
全体の骨格を描くのは表面の情報を写しとるのではなく、構造を理解することなので難しかったかと思います。基本的な描き方は皆同じでなくても良いので、得意な部分的描写から始め構造を少しずつ取り入れながら修正していく工程でトライしてみてはいかがでしょうか?
山下会員さま
背景の水玉を加えたことにより、元気よい明るい印象の作品に仕上がりました。実際にないものを描くのは難しいですが、普段油絵で背景を鮮やかな色で描かれているのでデッサンにも良い影響がでていますね。今回の木炭デッサンから得た経験も油絵で活かせてもらえたら嬉しいです。
佐野会員さま
左上の帽子の影が良いアクセントになっている分、右下が弱くなってしましました。描き込みの技術が生かせないままポーズ時間が終了してしまうのは、もったいないので次回から白紙の上に描く前に小さなスケッチブックに完成予想図を先に描いてみてはどうでしょうか?
種岡会員さま
一回のみの参加ですが、帽子、顔、蝶ネクタイ、風船が画面に詰まっており、迫力ある仕上がりになっています。顔の描き込みが良いのでグレーの色幅を増やせると立体感が出ます。指で描く方法を研究されると良いでしょう。
西岡会員さま
今回初めて人物コースを油絵画で参加され、とても楽しそうに制作されていました。通常授業で続きを描くそうですがアンバー系とブルーの組み合わせがキレイですね。油絵は乾くまで時間が掛るので下地を塗ったキャンバスを用意しておくと6ポーズ、フルに描けます。
次回は「クロッキー・女性ヌード」です。
道具は鉛筆だけでなく墨・水彩・パステル・木炭などを混合して描かれることをお薦めします。
出来る限り道具を用意しておりますので、たくさんのご参加お待ちしております。
担当講師 佐々木・山本