水彩画


水彩画は水彩絵具をパレットの上で水を加えて適度な濃淡にし
その液を筆に含ませて描きます。
旅先での出会い風景や日常の静物などを手軽に描き表す事が出来ます。
教室では水彩画を描く初心者の方には絵画の描く基本であります基本デッサンを
習得した後、水彩画を描き始めて頂きます。
絵具の使い方、筆と含ませる水との関係、何から描くかから始まり画面上のモチーフの位置取りなど
まずは水彩画を描く基本から始まり、色のぼかし、混色(色の混ぜ方)等々、水彩技法を段階的に
実践し習得して描いていきます。
 
 
水彩画(透明水彩)画材

水彩画(透明水彩)画材

教室で使用している透明水彩絵具です。
デッサン過程で使用しました鉛筆、消しゴム、スケッチ帳は再度
水彩画画材として使用します。
水彩画制作は写真に写っている水彩画画材を使用します。
F6号スケッチ帳、18色セット透明水彩絵具、水彩筆、パレットです。
絵具を溶かす水バケツは教室常備のモノを使用して頂きます。
上達につれ必要な画材を付加していきます。

水彩画(透明水彩)の描き方

 

下描き

まず、スケッチ鉛筆HB~2Bを使用して下描きをします。
ピーマン、レモン、飲料ガラスボトルの異なったモチーフの位置関係をよく観察し
画面の中にどのようには配置するかを決めます。
次にピーマン、レモン、ガラスボトルの個々の特長を捉えます。
ピーマンの本体とヘタ、レモンの表面、ガラスボトルの左右対称と楕円のゆがみなど
しっかりと捉えましょう。
更に、ピーマンは円筒形が基本となったもの、レモンも円筒形でラクビーボール状の
形態であることを意識して線描きします。

 

着色開始

モチーフの持っている固有の色、この場合はボトルは緑、レモンは黄、ピーマンは
赤が基本の色となります。
この基本になる色の絵具をパレットの上で水でたっぷり溶かし絵具を薄くし、
明るい色から下塗りします。
更に、完成時のモチーフの固有色、緑、黄、赤が鮮やかに見えるようにする為、
レモンイエローを全体的に薄塗りしたベースにし、全体の色の調子を整えます。

 

更なる色付け

個々のモチーフの立体感や質感を観ながらさらに色を付けていきます。
ボトルは絵具のサップグリーン、カドミウムグリーン、ビリジアン、レモンイエローを使用し
着色し存在を描き出す調整を、ピーマンはカドミウムレッド、オペラ(少量)、
バーミリオン、カドミウムイエローなどで同じように調整します。
レモンも同様に調整し暗部はカドミウムグリーンとイエローオーカ、
又はバーミリオンなどを混色しややくすんだ色味を作り出して描きます。
常に一つのみのモチーフを描くのでなく、全体を同じ調子で着色して描いていく
ことを心掛けて進行してください。

 

細部の描きこみから全体を仕上げる

画面全体のトーンを把握しつつ個々のモチーフの細部を描き込んでいきます。
ピーマン表面の皮の曲線や凸凹、光の当たった部分とピーマン自体の色の濃淡、
ヘタと本体の接続部分やレモンの先端部分、ボトルの透明感、内部の液体、
ラベルの曲線、トップのアルミ栓などそれぞれモチーフの特色を表す部分ですので
しっかりと観察して描き表すようにします。
更に手前にあるピーマンから奥にある飲料水ボトルまでの空間に十分注意を払って
色の濃淡をつけていきます。
更に、モチーフ設置台上のモチーフが台に接した面に出来る影をしっかりと描き、
設置台の布の上にしっかりと置かれている状態を描き表し完成です。

鉛筆デッサンで形、質感、光、影などを鉛筆で習得した描き表す技術を、
水彩画では筆と絵具に置き換えて描きます。
 

 

川合会員さまのスケッチ画

会員歴の長い川合会員さまは自宅でちょっとした時間を利用して身近な
題材や、ご近所を散歩したり、近郊の景勝地を訪れるような時
いつもスケッチ帳を持参し、これと思われた風景を描いておられます。
それぞれ描かれた作品には、描いていた時の瞬間(空気)がとても感じらえる作品です。
 
 
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