企画講習 透明ガラスを描く パートⅢ



今日は講師の堀込です。
企画講習の2時間30分で描くには鉛筆画、水彩画、パステル画
が標準の描く画材と技法になります。
今回は本橋会員さま、石井会員さま、吉岡会員さまが鉛筆画、水彩画、
パステル画で描いて下さいました。

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はじめに企画講習会で何時ものように行います参考作品を見ながら
描いていく為のポイント、注意点を細かく説明し、
参加会員さまに納得して頂いてから描き始めました。
皆さまそれぞれの画材を使用し描きますが描く対象がシンプルなので
特にしっかりと形をつかみ描く事が重要となりました。
描く前半は形をしっかりとデッサンする事に集中していただきました。

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本橋会員さまの鉛筆画完成作品です。

ケント紙ボードに対しH系の鉛筆を丁寧に使い
ガラスの質感と色が良く表現されました。
空間を感じられる作品です。

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石井会員さまの水彩画完成作品です。

グラスの写り込みの形と鉛筆のブルーとレモンのイエローの対象が
美しい作品です。
グラスの底をもう少し描き込むと、ぐっと安定感が出たでしょう。

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吉岡会員さまのパステル画完成作品です。

画材のパステル特長を生かし
色が美しいポップな作品に仕上がりました。
メリハリが有りグラスの透明感が伝わってきます。
紙の白を上手に使い最後に影を入れた事で
モチーフの存在感が増しました。

2時間30分で仕上げる短い時間でしたが、皆さま制作に集中され
それぞれ個性的な作品を完成してくださいました。
このようなシンプルのモチーフを描く企画は美を描く事に対して、
ご自身の持っている意外な一面を発見する機会にったと思います。