宮本(周)会員さま油彩作品「水路」



 
こんにちは、講師の堀込です。
今回は宮本会員さまの油彩画作品をご紹介します。
 
宮本会員さまは基礎デッサンを終えてから、水彩と油彩で
様々な技法に挑戦し、幅広い表現を身に付けています。
今回の作品ではぺイントナイフ使って厚塗りし、油絵具の
物質感を生かした作品が完成しました。
 
 

 
奥行きのあるシンプルな構図に力強い絵肌が調和して、乾いた街の
空気感が良く表現されています。
赤い柱と建物が目線を奥へと動かすポイントになり、水路の空の
映り込みがより目立つようにした画面構成も狙いが的確で成功して
います。
 
 

 
 

 
彩度をおさえた色彩とフラットに塗った部分があることで厚塗りです
が画面全体がうるさくならずに落ち着いた印象があります。
 
 
こうした何気ない風景をマチェールと構成によって新しい魅力ある風景に
変えられることが絵を描く醍醐味ではないでしょうか。
宮本会員さまの作品を見るとそんな思いを強くします。
これからも思い切った表現にどんどん挑戦して興味深い作品を見せて
ほしと思います。