3月3日 女性ヌードクロッキー


こんにちは、メッツ絵画教室の山本です。
3月3日に行われた人物コースをご紹介いたします。
今回は「女性ヌードクロッキー」です。

新たな描き方にチャレンジしてもらうため、鉛筆の粉を使った描き方と割り箸ペンの使い方を実演しました。
 


鉛筆の粉をアルコールで溶くと面白い表現が出来ます。
 
次は墨で描く割り箸ペンの使い方です。


割り箸ペンの角度を調節すると線の太さを変えることができます。
 
みなさんには2種類の割り箸ペンをチャレンジしてもらいました。


修正が不可能である墨でクロッキーをするのは緊張しますが、次第に集中力が高まり、枚数を重ねていくうちに洗礼された線を描けるようになってきましたね。
 

10分間のムービングポーズ、みなさん自由に描いています。
 


身体の動きを線のみで表現するのは難しいですが、楽しいものです。
 

筆ペンで元気よく描かれていますね。
 
では講評会を始めましょう!
 
 
 


森会員さま
マティスのようなディフォルメと力強い線が、デッサンの要素を排除しているので絵本来の力が伝わってきますね。素晴らしい作品だと思います。
 

山本会員さま
今回初参加でしたが、普段より自由に表現が広がって良い仕上がりとなりました。
部分的に捉えがちになってしまうので常に全体感を広く見れると、より正確にとらえることができるでしょう。
 

高橋会員さま
ムービングポーズは初めてでしたがスピード感ある動きが捉えられ、躍動感が伝わる絵となりました。
同じ形の線が一つもなく線同士が響き合っているので画面全体が強く訴えかけてきますね。
 

山下会員さま
線を一本引くたびに形を確認しているのが分かります。
線はバラバラに見えますが人間が描かれていることで逆に魅力的な表現に結びついています。
 

藤井会員さま
シンプルな線が洗練されて見えますね。
無理して個性的に描こうとせず無個性を追及していけば個性にもつながります。
自分の性格に合った描き方が一番よい表現だと思うので大きさや位置についても拘りが持てると更に良くなるでしょう。
 

佐野会員さま
割り箸ペンの特質を生かして極太から細い線を描いています。
本来の描き方とは違った方法に戸惑いを感じられたかと思いますが、逆にその新鮮さが良い方向に表れていますね。
 

張会員さま
初めての人物コース参加でしたが真剣に取り組んでいました。
デッサン力を身につけていく中、クロッキー力(すばやく形を捉える力)を身につけ、通常授業の石膏デッサンにも生かしていきましょう。
 

三木会員
初めての人物コース参加でしたが積極的に進め、楽しそうにクロッキーをされていました。
普段は油絵を制作されていますが、素早く形を捉える方が向いているかもしれません。
次回参加される時はサイズを大きく描かいてみてはいかがでしょう。
 

沖野会員さま
墨で描かれた元気の良いタッチが活きています。
余白の白が非常にきれいに見え、地と図の関係が成立していますね。
手数が多い描き方が特徴なので逆に制約をつけて極太の筆で少ない手数で描く方法をチャレンジしてみると新たな見え方が出来ると思います。
 

マリアンスキー会員さま
細く短い線をつなぐように丁寧に描かれています。
身体の大きさに比べて頭が大きくなってしまったので上から下へ進めるよりも頭足腰の位置を決めてから描き進めると良いでしょう。
 

合川会員さま
鉛筆の粉と割り箸ペンを組み合わせて描かれています。
帽子とストールに大幅な変化加えられたら肌の表情を更に引き立てられたと思います。
対象に従い手法だけでなく形の捉え方を意図的に変えてみてはいかがでしょうか。
 

さいごに・・・
佐々木講師の2分間クロッキーです。
鉛筆の粉をうすめに溶いた筆であたりをつけてから割り箸ペンで線を描いています。
 
 
4月7日は固定ポーズ「和装姿の女性」です。
5月5日と2回続きますので木炭、油彩、アクリルなどの画材を使って描きましょう。
 
担当山本・佐々木講師