齋藤 茂会員さまの水彩画



キャンティーとカリフラワー、ホークを水彩画で描く

 
今日は、木曜日を担当しております講師の南条です。
鉛筆デッサンで2年間基礎を学ばれ、今度、4枚目の水彩画を完成なさいました齋藤会員さまの作品です。
齋藤会員さまは、デッサンを描かれている時から徹底した観察力と丁寧な描写とを養われてきました。
水彩絵具の使用にも徐々に慣れ始め、今回ご紹介いたします作品へと上手に制作がつながりました。
ガラスのツルツルした質感とカリフラワーの有機的な柔らかい質感の対比、対象の全体に光が
当たった様子などが丁寧に再現されています。
壁と床面のつながりが分かりずらいのと、キャンティ―ビンの藁の部分のつながりに少し違和感が出来てしまったところが残念です。
 
デッサン作品
齋藤会員さまがしっかりと基礎としてのデッサンを描いてきました作品の中から
数点を選んでご紹介させて頂きます。
 

デッサンの初期に描いたワイン瓶
  

コーヒーミル 形と質感の表現
  

ホラ貝 形の表現
  

石膏像 目、人体一部の表現
  

カモ 剥製鳥の表現
  

バスケットに収まったパン 複数モチーフの表現
  

西洋人形 難度の高い表現