本橋幸恵会員さまの水彩画ご紹介



みなさま、こんにちは。
日曜日担当講師の稲垣です。
すっかり秋らしい気候になってきましたね。
さて、今回は、本橋幸恵会員さまの水彩画の作品をご紹介いたします。
本橋会員さまはご入会以来、デッサン、パステル画を経て現在、水彩画を
中心に月2回のペースで制作されています。
今回ご紹介する作品は全作品に引き続き、お孫さんをモデルに制作されました。
夏にお出掛けされた時のワンシーンでしょうか。
ピンクのツーピースを着て、右手にフルーツを持ち陽の当たる白い石畳みの上を
歩く姿が描かれています。
 
 
 

 
 
本橋会員は下描きの段階からとても丁寧に仕事を進められていました。
その中で、苦労されたのは、女の子の肌の色と草の繁みの奥の暗さの表現、そして石畳み
の上に落ちる草と女の子の影の表現です。
水彩絵具は、一度色を画面に置いてしまうと、修正するのが難しい画材です。
陽の光に当たった女の子の影の部分の肌色の色彩には、悩まされた時も有りましたが、
けんこう的な肌色に仕上がりました。
また、石畳の影の際はもう少しぼんやりさせた方が良かったかもしれませんが、
全体的にバランスが良く仕上がったのではないでしょうか。
 
可愛いお孫さんが、キラキラ輝く陽ざしの元、フルーツを手に嬉しそうに歩く姿が
美しく、自然に描写されましたね。
本当に頑張られました。
お疲れ様でした。