チャコールペンシルで靴を描く



企画講習 チャコールペンシルで描く                                         
 
チョットご報告が遅くなりましたが、
企画講習「チャコールペンシルで靴を描く」の様子をご紹介します。
 
 
20160718_01
新宿教室
 
 
ご自身の靴をモチーフにして描きます。
チャコールペンシルは鉛筆と違って芯が硬く色が濃いので短時間で完成出来るのが特徴です。
参考作品を元に画面にきれいに納まるよう、構図を決めてから
軽く鉛筆であたりをつけてチャコールペンシルで2時間描いて完成です。
 
 
20160718_02
 
藤本会員さま
 
ニューバランスのやわらかい素材で出来た同系色のメッシュと
スエードの質感の違いが良く出ていますね。
Nのロゴが強く引き立っています。
かかとの丸みがもう少し分厚く描けると良いでしょう。
 
 
20160718_03
 
田中会員さま
 
革らしいテカリが良く描かれていますね。
爪先のカッチリした丸い形状とかかとの柔らかい皺の対比が
履きなれた靴の雰囲気を表わしています。
留め具のドーナッツ型のバックルが良いアクセントになっていますね。
 
 
20160718_04
銀座教室
 
 
20160718_05
 
思い入れの深い、お気に入りの革靴を持参されました。
厚いソールとしっかりとした革の靴ですね。
同じ黒色ですがゴムと革の質感の違いが上手く出ると良いですね。
 
 
20160718_06
 
長年愛用されている靴だそうです。
サイドのジッパーと角度のついた爪先が歩きやすそうですね。
 
 
20160718_07
 
グレー色のコンバースのオールスターです。
とても絵になる靴なので仕上がりが楽しみですね。
 
 
20160718_08
 
 
終了後に4枚の絵を並べて一点一点講評を行いました。
 
20160718_09
 
児玉会員さま
 
革のあたたかみが表現出来ていますね。かかとソールのカーブが地面の
奥行きに沿って正確な形が描けると更に良いですね。

20160718_10
 
篠田会員さま
 
つま先奥の輪郭側をぼかしているので奥行きが出ていますね。
靴紐とソールのスティッチの糸のトーンを明るくすることでメリハリが効き
余白の白色がきれいに見えます。
 
 
20160718_11
 
野村会員さま
 
丸みのあるフォルムに手でこすった革の質感がコクのあるブラウン色を
連想させますね。
ハリのあるくつひもと全開にしたチャックのアクセントが効いた
絵に仕上がりました。
 
 
20160718_12
 
土屋会員さま
 
清涼感のある完成度の高い絵に仕上がりました。
オールスターのキャンバスとゴムの質感の対比が良く出ていて
無駄の無い強い絵になりましたね。
 
 
20160718_13
 
手軽に描けるチャコールペンシル。
みなさんもスケッチやクロッキーに取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
次回の企画講習もお楽しみに!