8月人物コース・女性ヌード固定ポーズ


こんにちは講師の山本です。8月から人物画コースの担当講師が佐々木講師と私、山本になりました。
 
8月の人物画コースは「女性ヌード固定ポーズ」を行いました。
 
今回は外国人の方をモデルに14名の会員に参加いただきました。
日本人とは違う骨格に最初驚かれていましたが、描いていくうちに慣れてきた様子で皆さん完成度の高い作品となりました。
 

 

 

西洋人の体系は骨格がしっかりして、手足が大きく顔が小さく立体的なのが特徴です。女性は胸とお尻の肉づきがよく、描きごたえがあります。
 

作品完成後、佐々木講師による講評です。
 

三國会員の鉛筆デッサン
顔の表情とお尻の肉感が良くかけています。左足が切れてしまったのが残念ですが、安井曾太郎を連想させる雰囲気がいいですね。

 

若林会員の木炭デッサン
初の木炭デッサンですが顔の描き込みも良く肌の質感がきれいですね。
肩から腕にかけての影を強調できれば、身体の奥行きが表現できたでしょう。
 

岡会員の鉛筆デッサン
頭の比率を何度も確かめ形を丁寧に追いました。
足がすこし短くなってしまいましたが骨格が良く描けており、
腕の輪郭線が弱めてあるので回り込みが表現できていますね。
 

楠木会員の鉛筆デッサン
腰やお尻の諧調かきれいなので身体の厚みがよく表れています。
技術面はかなり上達できているので今後は個性を追求していけるよう表現の幅が持てたら良いですね。
 

洲合会員の鉛筆デッサン
女性らしい肩のラインと腰のくびれが良く描かれています。
褐色の肌の色も伝わってきますね。
お尻の付け根と太ももにかけての濃い影の諧調の幅がでたら更によくなるでしょう。
 

森会員の鉛筆デッサン
練りゴムを使った描き方で、皮膚の柔らかさが表現できています。
枚数を重ねるごとに上達していますが、足の着地面の角度が
斜めになっているので観察するときに、より注意して見ると良いですね。
 

久森会員の鉛筆デッサン
普段は油絵を制作されているせいか描写に新鮮さが感じられますね。
骨格もよく捉えられていて色幅もきれいです。
頭部の立体感を意識しながら生え際の髪の毛が描けたら更に良いでしょう。
 

合川会員の鉛筆デッサン
皮膚のしっとりとした質感まで伝わる良いデッサンですね。
上半身に負けないくらい下半身がしっかりと描けているので安定感があります。
練りゴムで抜いた明るい部分が同じ白色になってしまっているので
スケッチ鉛筆Hなどの固めの鉛筆でより一層描き上げると良いでしょう。
 

沖野会員の鉛筆デッサン
手足が小さくなってしまいましたが全体感がよく表れています。
部分的に進めているので平坦になりがちですが、見えない箇所も想像しながら
描き進めると厚みや空気感が更に出てくるでしょう。
 

佐野会員の鉛筆デッサン
普段は木炭ですが今回は鉛筆でチャレンジされました。
消し描きが一発でできる木炭に比べ鉛筆は時間が掛る為、
大変だったとおっしゃっていました。
画材を変えることで新たな発見があること同時に道具の特徴を活かした描き方ができると良いですね。
 

藤崎会員の鉛筆デッサン
横方向の身体の立体感がよく表れていますが頭部が少し小さくなってしまいました。
頭の小さいモデルさんでしたが身体とのバランスを計りながら
後頭部の骨格を想像して形を捉えてみると良いでしょう。
 

山下会員の鉛筆デッサン
真正面からのアングルでとても良い構図となっています。
手が親指の位置で切れており非常に描きにくかったと思いますが
顔の表情が良く余白がきれいに見えます。
おへそ周辺が少し平坦になってしまったので、形をとるのと同時に
影の調子も同時につけてあげると良いでしょう。
 

マリアンスキーさんの鉛筆デッサン
モデルを取り囲む人物も含めよい仕上がりになりました。
今後も枚数を重ねながらクロッキー力を高めて、マリアンスキーさん独自の
表現方法が確立できることを期待しています。
 

鄭さんの鉛筆デッサン
今回はあまり描いたことのない鉛筆画にチャレンジされました。
顔のみのデッサンですが肌の色味がよく出ています。
鄭さんは味わいを出すのが得意なのでその描き方を活かしつつも
基礎力を更に鍛えれば良くなると思います。
これからも一緒にがんばりましょう。
 

種岡さんの木炭デッサン
通常はアクリル画ですが今回は木炭デッサンで制作されました。
顔の描き方やバックの色味といい初めてとは思えないほどに深みが出ています。
木炭は指やガーゼ、擦筆を使ってこすり色幅を出していきます。
種岡さんにとても合っている画材だと思います。
 
これからも木炭デッサンを続けられると良いと思います。