沖野会員の迫力あるお面の静物油彩



メッツ絵画教室の小屋です。沖野会員の迫力ある、色々なお面をモチーフにした油彩画が完成しました。お面とはそれぞれの民族性、時代性などが大変よく現れるモチーフですが、その雰囲気を沖野会員は実に上手く表現しました。バックは、お寺の天井に見られるような木の格子をパースペクティヴ豊かな空間に仕上げました。右下のサインとニンニクも画面のアクセントとして効いています。


これはチベットの木彫りのお面です。一見怖い表情の鬼のようですが、実は魔除けの力があり、玄関などに飾られるものです。重厚な油絵具の厚塗りが彩色された木の質感を表しています。鼻や眉の細かい彫りも凹凸に注意しながら丁寧に描きあげました!


バリ島のお面です。眼と耳と牙、歯が大きく、面白い表情です。元々は木彫りですが、沖野会員は金属製に見えるように工夫して描かれました。金属質(真鍮)のモチーフを側に置いて光沢の出方を参考に描いたのですが、そのような工夫は画力がないとできない事です。


アフリカ・グロ族のマスクです。しっとりとした重い木に彫られています。顔の表情もなんともいえない、プリミティヴな感じです。キャンバスの目が色の重なり具合をよく表現しています。画面にますます磨きがかかってきた沖野会員の油彩画、これからも楽しみですね!