植田会員のモダンで幻想的な木炭デッサン



メッツ絵画教室の小屋です。植田会員の幻想的な木炭デッサンが完成しました。マネキンの首を中心にしたモチーフですが、その一種異様な雰囲気と食卓のようなモチーフの関係が面白いです。バックには西洋の庭園をアレンジしました。風景から静物へと自然に繋がっているのが面白いですね。とてもモダンな表現です!


マネキンの表情や髪の毛の描写が大変達者です。舞っている花びらは布から発生していて、シュールレアリスム的な表現になっていますね。


背景の庭園です。淡く、綺麗な木炭の調子です。右下の花の鉢が庭にある様にも、台上の静物の1つにも見えます。風景と静物をつなぐポイントとして描かれているのが分かりますね。


食卓の瓶のラベル文字とグラスのハイライトは白のガッシュ(不透明水彩)で描かれています。花びらの輪郭もガッシュです。木炭とガッシュを組み合わせる技法は植田会員独特のものです。相当描写力がないと、白が浮いてしまいます。


スプーンとフォークの金属感も出ました。テーブルの質感を表現する為にMBM木炭紙の目を綺麗に出していますね。金属のハイライトにも白のガッシュが活躍しています。


布の桜模様は日本の伝統美を感じさせます。古今東西、色々な要素を入れながらもここまで纏め上げる技量は素晴らしいの一言です。今後の作品がとても楽しみです!期待しております。