東條会員のエルサレムの風景画・油彩です!



メッツ絵画教室主任講師の小屋です。東條会員の緻密で雄大な風景画をご紹介致します。エルサレムの写真を元に描かれました。毎回お持ち帰りになられ、教室とご自宅と2箇所で描かれたので時間もしっかりとかけられ、納得が行くまで制作された作品です。街全体に出来ている明暗の関係も綺麗ですね。
 

まるでペン画のような細かさがあります。グレートーンにも幅があって綺麗です。建築物同士が分かれつつも、空気の中に溶け込んでいます。
 

手前から奥まで、自然に空間が繋がっています。まるでエルサレムの地に立ったような感覚を覚えますね。やわらかな空の色も大変効いています。
 

画面下部を影の中に入れたので、全体構図に説得力が出ました。サインも目立つアクセントになりましたね。
 

朝焼けのような、夕焼けのような微妙な空が異国の空気を感じさせます。油絵具がしっかりと乗っているのでキャンバスの物質感も感じられます。太陽と雲も良い位置にありますね。東條会員は、メッツ絵画教室での制作の感想を、
「半年間デッサンを学んでから、油絵の筆を握って白いキャンバスに初めて油絵具を塗った時の緊張感は今でも忘れません。絵具の特性や表現方法の指導を受けると少しづつ自分のイメージに近い表現ができるようになって来て、すると描く喜びと自信が付いて来て、今まで漠然と見ていたものが絵を描く視点で見るようになりました。」
と仰っておられますが、そういうお気持ちがストレートに出た作品に仕上がったと思います。今年から人物画クラスにもご参加の東條会員のこれからの発展が楽しみです!