山根会員さまの鉛筆画「紫陽花」


こんにちは、講師の堀込です。
今回はまるで写真のように繊細に描かれた鉛筆画をご紹介いたします。
 
硬い鉛筆によるハーフトーンが得意な山根会員さまはより微妙な
トーンの違いを表現できるように細目の紙を選びました。
作品のイメージに合わせて紙を選ぶ事も大切な制作の要素です。
紙によって作品の印象が変わるのでいろいろ試してみる事を
お勧めします。
 
 
20161125_01
F4 スケッチ帳
 
 
20161125_02
細部拡大
 
 
写真をただ写すだけでなく、花の構造を理解しながら全体のトーンと
立体感を大まかに捉え、徐々に細部の描写に入りました。
そのおかげで写真よりも花の前後関係がわかり易く表現できました。
葉の濃さも画面を引き締める効果になっています。
練り消しゴムを鉛筆のように使って花びらの際を丁寧に整え厚みを表現した
根気がいる仕事です。
 
山根会員さまのこうした制作姿勢に、毎回、感動してしまいます。
作品からも誠実さが伝わってきます。
モチーフの難易度がどんどん上がってきていますが、
作品密度も上がってきていますので今後も楽しみにしています。