吉岡会員さま油絵画3点ご紹介


こんにちは、土曜日を担当しております
講師の堀込です。
今回は吉岡会員さまの油絵(油彩画)3点をご紹介します。
 
吉岡会員さまは長い間パステル画を制作されていました。
四年から油絵に挑戦され、パステルの時のようにご自分で撮影した写真を基に
描いた素敵な作品が完成しました。
 
 
 
20160912_01
「赤い花」 F6キャンバス
 
 
たっぷり光を浴びた花と葉の様子が水々しく描かれています。
向きをしっかり観察して軽快なタッチで描かれた葉は動きが感じられ、
画面が混雑することなく奥行きを感じます。
平面的になりがちな題材でしたが、形に強弱を付けたり、明暗をはっきりさせる事で
バランスの良い画面になりました。
 
 
20160912_02
「京都」 F8号キャンバス
 
 
水面の表現が本当に美しい作品です。
何時もは混色した絵具を塗り重ねていましたが、
この作品ではなるべく混色せずに原色に近い色を重ねていく方法をとりました。
そのおかげで自然で透明感のある深緑の京都の風景が完成しました。
 
 
20160912_03
「オオカミと日本庭園」 F10号 キャンバス
 
 
完成したばかりの新作です。
この作品はユニークな組み合わせが得意な吉岡会員さまらしい作品になりました。
異なる写真を合成して、少し不思議な世界を表現するのはパステルの頃から
続けている制作方法で、油絵ではこの作品が初めてです。
白い砂は下地に赤、青、黄を散りばめ、筆をたたくようにして絵具を塗り重ね
、色の深みと物質感を表現しました。
オオカミの毛の色に合わせて、少しピンクにしたのもポイントです。
完成のイメージがはっきりと出来ていたので、3作品の中でサイズが
一番大きいですが、一番早く完成しました。
自分が「描きたい!」と思って制作した作品ほどすんなり完成し、
そして、インパクトの強い作品になります。
この作品はまさにそのことが言えます。
 
油絵の表現の幅が広がるにつれ吉岡会員さまの作品世界もどんどん
パワーアップしています。
これからも吉岡会員さまが面白いと感じる世界をどんどん表現して
いって欲しいと思います。