佐伯会員さまのデッサン画作品2点ご紹介


 
こんにちは、水曜日担当の講師の森です。
今回は佐伯会員のデッサンを紹介したいと思います。
 
 
20161003_01
 
 
20161003_02
 
 
カモの剥製とサギの剥製のデッサン二点です。
ご本人さまも鳥が好きだということで、二点連続で挑戦してみました。
佐伯会員は今年の春に入会し、鉛筆デッサンを熱心に学びました。
これらの作品は、その鉛筆デッサンの集大成と呼べる
高い完成度の作品です。
 
どちらも細かい描写をしっかりおこないつつ、背中に光が当たっていて、
逆にお腹が暗くなっているという、立体感を出すための
陰影表現も怠っていません。
この二つが両立しているために、羽毛がたくさん密集していても、
ちゃんとまとまって見えてきます。
 
特にサギの剥製は、
羽毛が細かくて、ふわふわした質感を描くのが大変なのですが、
根気強く描写を続けて、見事に完成させています。
しかも描くのも早かったです(わずか受講2回分で描き切っています!)。
そして何よりも、顔の描写が秀逸です。
どちらの鳥も正確にデッサンしているだけでなく、
どこか可愛らしく、ちょっとユーモラスな表情をしているのが印象的です。
そういったところに作者の性格や個性が出ている気がします。
鳥の剥製のような難しいモチーフをしっかりと描けるようになると、
かなりデッサン力がついたことになります。
 
佐伯会員はデッサンに一区切りつけて、
現在は初めての油絵に挑戦中です。
今後は絵具を使ってどんな絵ができあがるのか、それも楽しみです。