人物画『男性ピエロ』10月


こんにちは、メッツ絵画教室の山本です。
人物画コースをご紹介します。
今回は昨年行いました木炭で描く「固定ポーズ・男性ピエロ」です。
ご紹介は1回目の前半と2回目の後半のが有ります。
まずは前半の1回目の制作途中の作品です。


木炭の道具の使い方、描き方を実演してから制作に取り掛かりました。
 

木炭紙に木炭を擦りつけ表面の凹部に入れ込むよう指やガーゼなどで粉を押さえながら描いていきます。
木炭紙は柔らかく表面が傷つきやすいので食パンや擦筆を使って明るく抜いていきます。
 

森会員さま
全身を入れた構図にチャレンジされました。
背中の影を描くことで壁の存在感が出てきているので床の抵抗感も同時に描けると良いですね。
 

藤崎会員さま
最初は木炭の扱い方に苦戦されていましたが味わい深い色がでていますね。
色の足し方が解ってきたら色の抜き方もマスターしましょう。
 

残間会員さま
木炭は鉛筆に比べてすぐに手直しができるので、人物画は描き易いかと思います。
形を描き直していくうちに深みあるトーンが出てきているのでこのまま指を使いながら正確なプロポーションになるまで続けていくと良いでしょう。
 

沖野会員さま
木炭を上手に扱えていますが、空間を捉える意識が弱く、描き進め方が部分的になってしまいました。
ベストの模様は先に描かず、もっと全体の骨格構造を確認する時間を増やすと良いですね。
 

山下会員さま
いつもの鉛筆デッサンの繊細さを保ちつつ、木炭デッサンでは力強さが加わって、更に表現の幅が広がった作品になっています。
次回の描き込みはどのようになるのか楽しみです。
 

佐野会員さま
身体の立体感はまだ出ていませんが、やわらかな光を感じる絵になっています。
正確に形を捉えるのも大切ですが雰囲気や世界観のイメージを作り上げていくほうが難しいので、ぜひチャレンジしてもらいたいです。
 

金会員さま
今回、銀座校から初めて人物コースの参加でした。
何度も描き直しをされ、少しずつあたりを付けて進めているのが絵から伝わってきます。
この一枚で多くのことを学びとっていただきたいです。
 

私、山本の参考作品です。
制作時間は一時間弱ですが全体を進めながら顔の描き込みを先に始めました。
顔の次は手に移ります。
コツは極力木炭紙の白を活かし、影のトーンを重ねていくと木炭の発色がきれいに出ます。
ガーゼ、手のひら、五本の指先、擦筆を部分によって使い分けます。
 

次回も「木炭で描く、固定ポーズ・男性ピエロ」同じポーズで行います。
毎回、初めて参加される方がいらっしゃいます。初心者の方もぜひご参加下さい。
 
担当講師 佐々木・山本