セザンヌ・ゼミ大好評のうちに終了しました


メッツ絵画教室の小屋です。2009年10月18日(日)、セザンヌ・ゼミが終了致しました。ご参加の会員さまありがとうございました!2回目の授業では画面に絵具がのってきて、セザンヌ独特のタッチも出しやすくなりました。


計算された陰影とタッチが入って、かなりセザンヌ風の画面になってきた丸山会員です。バックにも色々な要素が加わって魅力が出てきましたね。

原色の魅力があふれる洲合会員の作品です。ここから古典的でおちついた色彩も入れていきたいですね。

曇り空のサント・ヴィクトワール山も面白いですね。静物と風景の大胆なコラボレーションに挑戦の亀尾会員です。

制作にスピード感のある辻会員のセザンヌです。F6の画面に大きな構図が入るのもセザンヌ的ですね。

合川会員は白を上手く使って明るい画面に仕上げていきます。厚みのある油絵具が空間を見やすくしていますね。バックのラフな筆のタッチもセザンヌ的です。

古典的セザンヌとも言える大澤会員の作品。セザンヌそのものの画面になってきました。バックの暗い影の入り方が素晴らしいです。もう少しセザンヌ・タッチを入れたいとご希望です!

セザンヌの図版を傍らに置いて挑戦の藤堂会員です。初めてのアクリル画で大胆な表現が出来ました。

モチーフの写真で陰影を見ながら制作する本橋会員です。工夫されていますね!初めてのアクリル画ですがとても健闘されています。

かなり個性が出てきた宮元会員のセザンヌです。絵具の厚みがセザンヌ的です。左右のバックの要素が面白いですね。

バックに山の図像を使った沖野会員の作品です。原色系が強いのが沖野会員の普段の作品の特徴でもあります。

ご参加のみなさん、大変集中して制作されました。セザンヌになりきっての制作です。

近代絵画の登場に立ち会うような刺激があったと思います。これからのそれぞれの作品に活きる事でしょう。


1つのモチーフをぐるりと囲んで描くのも新鮮で面白いと感想を頂きました。


最後は全体講評会になりました。会員さま方のやりきった笑顔が嬉しいですね。

まだ、セザンヌ余韻が強く残っていらっしゃいます。講評会時に画面から離れて見ると自分の作品が客観的に観察できますね。

2回シリーズのセザンヌ・ゼミの成果が並びました!

それぞれ、個性的で魅力のあるセザンヌになったと思います。今後、人物画や風景画、もっと大きな画面の静物画でも是非セザンヌ絵画に挑戦していただきたいですね。

これから美術館などでセザンヌの絵画を鑑賞する時にも、今回のゼミの経験が活かせるのではないかと思います。まずは、損保ジャパン東郷青児美術館・常設展示のセザンヌ「りんごとナプキン」(1879-80)をご覧になって頂きたいです。

ご参加の本橋会員から感想を頂きました。

「2週に亘ってのセザンヌゼミ、本当にお疲れ様でした。
初めてのアクリルで勝手がわからず、思うようにできなくて出来はイマイチでしたが、とにかく面白かったです!
それから先生の講義はとてもわかりやすくて、知識が広がり勉強になるので、毎回参加できることをとても嬉しく思います。ありがとうございました。
来週からはいよいよ油絵に挑戦しますので、ご指導宜しくお願いします」

ご参加の丸山会員から感想を頂きました。

「セザンヌゼミにご参加の皆様、お疲れ様でした。
セザンヌの作品は、私たち日本人にとっては比較的馴染みも深く、美術館で目にする機会も多いでしょう。
しかし今回、実際に彼が何を狙い、どのようなテクニックで制作していたのか、という点を改めて聞き、作品に対する見方を新たにすることができました。
いざ描いてみると、セザンヌらしさを出す技法は簡単ではなく、ふと気づくと、ついいつもと同じような表現になってしまうことが、私の今回の反省点です。画面上での色彩の配置やタッチの入れ方には、かなり知的で計画的な配慮が必要で、そこの工夫が成功するとセザンヌの域に少しは近づけるのでしょうか。
おそらくこういった特別授業の時には、まずセザンヌ本人になりきる!そしてその後に自分らしさを出せる箇所を見つけていくやり方が、やはり勉強になるんですね。
もう一度セザンヌの図版を見た上で、講評会で先生から頂いたアドバイスを参考に、作品を仕上げていこうと思います。
小屋先生、ご指導どうもありがとうございました!」

本橋会員、丸山会員、嬉しい感想をありがとうございました。このセザンヌ・ゼミ経験を元に、ますます自己の絵画表現を深めていって下さいね!!